成果物リポジトリを分ける
この章でできるようになること
教材リポジトリ、練習用リポジトリ、成果物リポジトリの違いを説明できるようになります。
まず知っておくこと
ここまで、いくつかの場所で作業しました。
教材リポジトリ
→ この教材を読む場所
練習用リポジトリ
→ 壊してもよい練習場所
成果物リポジトリ
→ 自分の作品として残す場所
第0部でcloneした vibe-coding-starter は教材リポジトリです。
第3部から第5部で作った ~/vibe-practice/... は練習場所です。
第6部では、別にポートフォリオ用の成果物リポジトリを作ります。

作業場所を作る
成果物用の親ディレクトリを作ります。
mkdir -p ~/vibe-projects
cd ~/vibe-projects
pwd
ls
ここに vibe-portfolio というプロジェクトを作る予定です。
ls で、すでに vibe-portfolio がある場合は削除せずに止まります。
以前に作りかけた成果物リポジトリかもしれません。
なぜ分けるのか
教材リポジトリに自分のポートフォリオを作ると、次の問題があります。
- 教材の更新と自分の成果物が混ざる
- GitHubに送る相手を間違えやすい
- 公開してよい内容か判断しにくい
- AIに頼む対象が曖昧になる
成果物リポジトリを分けると、AIにも次のように頼めます。
このリポジトリは私のポートフォリオです。
教材リポジトリではありません。
公開してよい内容だけを入れる前提でレビューしてください。
公開される前提で考える
第6部ではまだ公開しません。 ただし、第8部でGitHub Pagesに公開する前提で作ります。
入れないもの:
- 本名を出したくない場合の本名
- 住所
- 電話番号
- 学校名や勤務先など、公開したくない所属
- APIキー
- トークン
- 秘密鍵
.env
入れてよいもの:
- ハンドルネーム
- 学習目的
- 作ったものの説明
- 公開してよい学習ログ
- GitHubに出してよいリンク
何が起きたのか
第0部で教材リポジトリと成果物リポジトリを区別すると説明しました。 ここで初めて、成果物リポジトリを実際に作る段階に入ります。
前の部で練習用リポジトリを分けたのは、この判断を自然にするためでもあります。 置き場所の考え方を詳しく確認したい場合は、リファレンスの リポジトリの置き場所 を見ます。
運用者の視点
リポジトリを分けることは、責任範囲を分けることです。
どのリポジトリでAIを起動しているか、どのリポジトリでcommitしているか、どのリポジトリを公開するのかを毎回確認します。
pwd
git status
この2つは、公開に近づくほど重要になります。
AIに聞いてみよう
教材リポジトリ、練習用リポジトリ、成果物リポジトリの違いを説明してください。
私はこれから ~/vibe-projects/vibe-portfolio に、
自分のAstroポートフォリオを作ります。
公開してよい情報だけを入れる前提で、注意点を整理してください。
まだファイルは変更しないでください。
commitポイント
この章では、まだファイルを作っていません。 commitは不要です。
次へ
次は、Astroプロジェクトを作ります。