ブラウザアプリをAIとGitで見直す
この章でできるようになること
作ったローカルページをAIにレビューさせ、Git差分とブラウザ表示で確認してからcommitできるようになります。
まず知っておくこと
第5部では、HTML、CSS、JavaScriptだけでページを作りました。
最後に、AIとGitを使って見直します。 第2部で学んだように、まずレビューを頼み、必要なら小さな変更だけを頼みます。

AIにレビューさせる
次のように頼みます。
~/vibe-practice/browser-basics のローカルページをレビューしてください。
確認したい観点:
- HTMLの構造がわかりやすいか
- CSSが最低限読みやすいか
- JavaScriptがどの要素を操作しているかわかるか
- Consoleエラーが出そうな箇所はないか
- 初学者が次に学ぶべき点は何か
まだファイルは変更しないでください。
小さな変更だけ頼む
たとえば、空欄のまま送信したときの表示を改善するなら、次のように頼みます。
app.js だけを変更して、
フォームが空欄のときは「メモを入力してください」と表示するようにしてください。
条件:
- index.html と styles.css は変更しない
- Consoleエラーが出ないようにする
- 変更前に、変更予定ファイルと理由を説明する
- 変更後に何を変えたか説明する
AIが変更したら、ブラウザで確認します。 空欄のまま送信した場合と、文字を入力して送信した場合の両方を試します。 Consoleにエラーが出ていないことも確認します。
Git差分を確認する
cd ~/vibe-practice/browser-basics
git status
git diff
差分を見て、次を確認します。
- 意図したファイルだけが変わっているか
- HTML、CSS、JavaScriptの役割が崩れていないか
- 秘密情報や個人情報が入っていないか
- ブラウザで動くか
- Consoleエラーが出ていないか
commitする
問題なければcommitします。
git add app.js
git status
git diff --staged
AIに頼んだ変更だけがcommit候補になっているか確認します。
問題なければcommitします。
git commit -m "Handle empty note input"
履歴を確認します。
git log --oneline
git status
何が起きたのか
第5部では、ローカルだけでWebページを作りました。
ここまでの流れは次です。
HTML/CSS/JavaScriptの役割を分ける
↓
ローカルページを作る
↓
DOMとイベントで動かす
↓
フォームとConsoleを見る
↓
localhostとTypeScriptの入口を知る
↓
AIとGitで見直す
第6部では、この基礎の上にAstroを使って、成果物ポートフォリオを作ります。
運用者の視点
ブラウザで動くものは、見た目だけでなく動作確認も必要です。
- 画面に表示されるか
- クリックで動くか
- 入力が扱えるか
- Consoleエラーがないか
- 変更差分を説明できるか
- 公開してよい情報だけか
第6部以降は、公開に近づきます。 ここでローカル確認の習慣を作っておきます。
AIに聞いてみよう
このローカルページを、第6部でAstroポートフォリオに進む前の練習としてレビューしてください。
確認したい観点:
- HTML、CSS、JavaScriptの役割を分けて説明できるか
- Consoleエラーがないか
- Git差分を見てからcommitできているか
- 次にAstroで学ぶときに引き継ぐべき考え方は何か
まだファイルは変更しないでください。
commitポイント
第5部の最後に、練習用リポジトリをcleanにします。
git status
未commitの変更があれば、commitするか、不要なら戻します。
次へ
次は、Astroで成果物ポートフォリオを作る部に進みます。