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第6部の確認

この章では、第6部で扱った安全装置と確認手順を、自分のプロジェクト用にまとめます。

AIに任せる範囲を広げるほど、確認手順は後回しにしないほうが安全です。 ここで、自分が使う最小のチェックリストを作ります。

この章でできるようになること

  • 差分、確認コマンド、秘密情報、公開前確認をひとつの流れにできる
  • 自分のプロジェクト用のcommit前チェックリストを作れる
  • AIに安全確認を頼む依頼文を作れる

第6部で扱ったこと

第6部では、AIの変更を安全に受け止めるために、次の順番を扱いました。

  1. git statusgit diff で差分を見る
  2. build、test、lintの役割を分ける
  3. 秘密情報が入っていないか確認する
  4. 公開前チェックリストを作る
  5. 失敗した変更を止めて立て直す

第6部で作る安全確認の流れ

最小チェックリストを作る

最初から大きなチェックリストを作る必要はありません。

まずは次の形で十分です。

commit前:
- git status --short を見る
- git diff を見る
- 秘密情報らしいものがないか見る
- build、test、lintのうち、このプロジェクトにあるものを確認する

公開前:
- 公開されるページやファイルを見る
- 画像、リンク、READMEを確認する
- 個人情報や業務情報がないか見る

問題が出たら:
- 追加編集を止める
- 差分、エラー、直前の依頼を分ける
- 立て直し計画をAIに出させる

これを、自分のプロジェクトに合わせて少しずつ育てます。

AIにまとめを頼む

AIに、安全確認の依頼文を作らせることもできます。

このプロジェクトのcommit前チェックリストを作りたいです。

まず、読み取り中心で次を確認してください。

- package.jsonや設定ファイルから確認コマンドの候補を探す
- Git差分でよく見るべきファイルの種類を整理する
- 秘密情報や公開前確認で注意すべき場所を整理する

そのうえで、私が毎回使える短いチェックリスト案を作ってください。
まだファイル編集、コマンド実行、commit、pushはしないでください。

AIに作らせたチェックリストは、そのまま採用せず、自分の作業に合うように削ります。

やってみる

自分のプロジェクト用に、次の欄を埋めます。

プロジェクト名:

確認コマンド:

commit前に必ず見るもの:

公開前に必ず見るもの:

AIに任せてよい確認:

人間が最後に見る確認:

この表は、AGENTS.md、README、作業メモのどこかに置く候補になります。 どこに置くかは、第10部で改めて整理します。

AIに聞いてみよう

AIに、安全確認の判断を一問一答で練習してもらいます。

AIの変更を受け入れる前の安全確認について、5問の一問一答で練習したいです。

条件は次の通りです。

- 1問ずつ問題を出す
- 各問題の直下に A/B/C の選択肢を毎回表示する
- 私が回答するまで、答え、採点、解説を表示しない
- 私が回答したあと、その問題だけを採点し、理由を説明する
- 解説後に、次の問題を1問だけ出す
- コマンドは実行しない
- ファイル編集、削除、commit、pushはしない

何が起きたのか

この章では、第6部の内容を自分の安全確認手順にまとめました。

差分、確認コマンド、秘密情報、公開前確認、立て直し方をつなげると、AIの出力を受け入れる前に止まれる場所ができます。

次の部では、AIに実装させるだけでなく、レビュー観点を分けて確認する流れを作ります。

次へ

次は、AIレビューを設計します。