.gitignoreと秘密情報
この章でできるようになること
.gitignore を使い、Gitに入れないファイルを指定できるようになります。
第1部で扱った秘密情報の考え方を、Gitのcommit前確認につなげます。
まず知っておくこと
Gitには、入れてよいファイルと入れてはいけないファイルがあります。
入れてよいことが多いもの:
- ソースコード
- Markdownのドキュメント
- 設定例
- README
入れてはいけないもの:
- パスワード
- APIキー
- トークン
- 秘密鍵
.envの中身- 個人情報を含むファイル
第0部でAIに認証コードやトークンを貼らないようにしたのと同じです。 Gitにも秘密情報を入れません。

.envを作ってみる
練習用リポジトリに移動します。
cd ~/vibe-practice/git-local
練習用の .env を作ります。
printf "API_KEY=do-not-commit-this\n" > .env
これは本物のAPIキーではありません。 本物の秘密情報で練習しないでください。
状態を見ます。
git status
.env が未追跡ファイルとして出るはずです。
このまま git add . すると、.env もcommit候補に入る可能性があります。
.gitignoreを作る
.env をGitに入れないようにします。
printf ".env\n" > .gitignore
状態を見ます。
git status
.env が表示されなくなり、.gitignore が表示されるはずです。
.gitignore はcommitします。
.env はcommitしません。
.gitignoreをcommitする
git add .gitignore
git status
git diff --staged
git status で、.gitignore だけがcommit候補になっているか確認します。
git diff --staged で、次のcommitに入る内容が .env ではなく、.gitignore の設定行だけか確認します。
問題なければcommitします。
git commit -m "Ignore environment files"
履歴を確認します。
git log --oneline
何が起きたのか
.gitignore は、Gitに追跡してほしくないファイルを指定するためのファイルです。
.env は、環境変数や秘密情報を入れるために使われることがあります。
便利ですが、公開リポジトリに入れると危険です。
第1部で「秘密情報をAIに貼らない」と学びました。 ここでは「秘密情報をGitに入れない」ことを学んでいます。
運用者の視点
秘密情報を一度commitすると、あとで削除しても履歴に残ることがあります。
公開前に必ず確認します。
git status
git diff
さらに、commitに含めるファイル名を見ます。
git status
.env、秘密鍵、トークンらしきファイルが含まれていたら止まります。
理解チェック
.gitignore と秘密情報の扱いは、commit前に何度も確認する価値があります。
.gitignore と秘密情報の扱いを確認する練習問題を出してください。
次の条件でお願いします。
- 問題は5問
- 一問一答形式にする
- 1問ずつ表示し、その直下にA/B/Cの選択肢も毎回表示して、私の回答を待つ
- 選択肢は問題ごとに自然なものにする
- 私は、各問題に対してA/B/Cだけで回答します
- 私が回答するまで、その問題の答え、採点、解説を表示しないでください
- 私が回答したあとで、その問題を採点し、理由も解説してください
- 解説が終わったら、次の問題を1問だけ出してください
- 本物のAPIキー、トークン、秘密鍵のような文字列は例に出さないでください
- git add や git commit は実行しないでください
AIに聞いてみよう
git status の結果を貼ります。
commitしてよいファイルと、commitしない方がよいファイルを分けてください。
特に .env、秘密鍵、APIキー、トークン、個人情報が含まれそうなものに注意してください。
まだ git add や git commit は実行しないでください。
commitポイント
この章では、練習用リポジトリで .gitignore だけをcommitします。
git status
.env がcommit対象に入っていないことを確認してください。
次へ
次は、AIが変えた内容をレビューします。