ローカルサーバーとTypeScriptの入口
この章でできるようになること
ファイルを直接開く場合と、localhost のローカルサーバーで見る場合の違いを説明できるようになります。
また、TypeScriptがJavaScriptに型を足すものだと理解します。
まず知っておくこと
ここまでのページは、index.html を直接ブラウザで開いて確認できました。
一方、実際のWeb開発では、ローカルサーバーを起動して localhost で確認することがよくあります。
ファイルを直接開く
→ file:// で見る
ローカルサーバーで開く
→ http://localhost:ポート番号 で見る

ローカルサーバーを起動する
Python 3が入っている場合は、次で簡単なローカルサーバーを起動できます。 まず確認します。
python3 --version
バージョンが表示されれば使えます。 入っていない場合、この章では無理にインストールしなくて構いません。 内容を読んで、第6部の開発サーバーの準備として理解します。
cd ~/vibe-practice/browser-basics
python3 -m http.server 8000
このコマンドを実行すると、ターミナルはローカルサーバーを動かすために使われます。 プロンプトが戻ってこなくても、失敗とは限りません。
ブラウザで次を開きます。
http://localhost:8000
止めるときは、ターミナルで Ctrl+C を押します。
Address already in use のように表示された場合は、8000番ポートを別のプロセスが使っています。
その場合は、いったん止めてから、別の番号で試します。
python3 -m http.server 8001
その場合、ブラウザで開くURLも http://localhost:8001 に変えます。
localhostとは何か
localhost は、自分のPC自身を指す名前です。
http://localhost:8000 は、インターネット上に公開しているという意味ではありません。
自分のPCの中で起動しているサーバーに、ブラウザからアクセスしています。
第6部でAstroを使うと、開発サーバーを起動して localhost で確認します。
この章は、その準備です。
TypeScriptとは何か
TypeScriptは、JavaScriptに型を足した言語です。
JavaScriptでは、次のように変数に何でも入れられます。
let count = 0;
count = "one";
TypeScriptでは、意図しない型の使い方を事前に見つけやすくなります。
let count: number = 0;
count = "one";
この例では、count は数値のつもりなので、文字列を入れると問題になります。
今すぐTypeScriptを深く学ばない理由
TypeScriptは便利ですが、最初から深く入ると、HTML、CSS、JavaScript、型、ビルドの話が一度に出てきます。
この部では、まずブラウザで動くJavaScriptを体験します。 第6部でAstroに進むと、TypeScriptが出てくる場面があります。 そのときに「JavaScriptに型を足したもの」として受け止められれば十分です。
何が起きたのか
ローカルサーバーを起動すると、ブラウザはHTTP経由でページを読みます。
直接ファイルを開くより、実際のWebサイトに近い形で確認できます。
第6部の npm run dev も、開発サーバーを起動する操作です。
第0部でNode.jsとnpmを先に導入した人もいますが、ここではまだ使っていません。 Node.jsやnpmは、第6部でAstroを使う直前に改めて回収します。
運用者の視点
ローカルサーバーを起動したら、止め方も確認します。
- どのディレクトリで起動したか
- どのポート番号で動いているか
- ブラウザで見ているURLは何か
- 止める方法は何か
開発サーバーは、公開サーバーではありません。 ただし、自分のPCで動いているプロセスなので、不要になったら止めます。
AIに聞いてみよう
file:// でHTMLを直接開く場合と、
http://localhost:8000 でローカルサーバーから開く場合の違いを説明してください。
第6部でAstroの npm run dev に進む前提で、
localhost、ポート番号、開発サーバー、止め方を整理してください。
まだファイルは変更しないでください。
TypeScriptを、JavaScriptに型を足したものとして説明してください。
私はまだHTML、CSS、JavaScriptの入口を学んだ段階です。
第6部でAstroに進む前に、最低限知っておけばよいことだけに絞ってください。
commitポイント
この章では、ローカルサーバーの確認だけならファイル変更はありません。 ファイルを編集していなければ、commitは不要です。
次へ
次は、ブラウザアプリをAIとGitで見直します。