確認手順を整える
この章では、build、test、review、commit前確認を、自分のプロジェクトで実行できる形にします。
AIと継続開発するためには、実装依頼だけでなく、確認の流れが必要です。 何を確認すれば受け入れてよいのかを、プロジェクトごとに整理します。
この章でできるようになること
- 自分のプロジェクトの確認コマンドを整理できる
- commit前の確認手順を作れる
- AIに確認だけを頼む依頼文を作れる
確認の流れ
最小の確認手順は、次の流れです。
差分を見る
↓
秘密情報を確認する
↓
build、test、lintなどを確認する
↓
必要ならAIレビューを挟む
↓
人間が受け入れるか判断する

確認コマンドを探す
Node.js系のプロジェクトなら、まず package.json の scripts を見ます。
Goや他の言語なら、それぞれのプロジェクトに合わせて確認方法を探します。
確認コマンドは、次のように分類します。
build:
test:
lint:
手動確認:
まだない確認:
ない確認があること自体は失敗ではありません。 今ある確認を把握することが目的です。
AIに確認コマンドを調べさせる
AIに頼む場合は、まず読み取り中心です。
このプロジェクトで使える確認コマンドを調べてください。
次の順でお願いします。
1. package.jsonや設定ファイルを読み、build、test、lintに相当するものを探す
2. 見つかったコマンドを一覧にする
3. それぞれが何を確認するものか説明する
4. 実行すると状態を変える可能性があるものがあれば明記する
まだコマンド実行、ファイル編集、削除、commit、pushはしないでください。
確認コマンドは、実行前に意味を説明させます。
commit前チェック
commit前には、少なくとも次を確認します。
git status --short
git diff
確認コマンド
秘密情報
公開対象
プロジェクトによっては、スクリーンショット確認やブラウザ確認も入ります。 自分のプロジェクトで必要な確認を、短いリストにします。
やってみる
自分のプロジェクト用の確認手順を書きます。
差分確認:
秘密情報確認:
build:
test:
lint:
手動確認:
commit前にAIへ頼むレビュー:
最初は短く作り、運用しながら増やします。
AIに聞いてみよう
AIに、確認手順の不足をレビューしてもらいます。
自分のプロジェクト用の確認手順をレビューしてください。
観点:
- 差分確認があるか
- 秘密情報確認があるか
- build、test、lintの有無が整理されているか
- 手動確認が必要な場所があるか
- commit前に止まる条件があるか
まだコマンド実行、ファイル編集、削除、commit、pushはしないでください。
何が起きたのか
この章では、自分のプロジェクト用の確認手順を整えました。
AIに任せる前後で、何を見るかを決めておくと、継続開発が安定します。 次章では、作業で見つかった改善点をAGENTS.mdやテンプレートへ反映します。
次へ
次は、継続的に育てます。